スーパーカブ90−6号機は昭和62年(1987年)製で、平成29年(2017年)には車齢30年となります。
原動機などの動力系統はおおむね良好ですが、塗装がハゲ、メッキは輝きを失い、おまけにサビまで発生。
前職の駐輪場が海岸の近くであったため、サビ等が進行したと思われます。海っ縁はダメですね・・・。
また経年劣化でシートに穴が開くなど、部品の劣化も気になってきました。
このスーパーカブ90−6号機は、祖父から頂いた大切なカブであり、これからも乗り続けたいと思ってます。
そこで1年程の期間をかけて、レストア(車体更生)を実施します!
不具合のある部品は新品へ交換し、車体色は同色系の別の色へ変更して、新車同様を目指しました。
そして完成した暁には、新車同様の姿を祖父に見せる事でした。
だがしかし、部品集め真っ最中の平成28年1月に、あんなに元気だった祖父が他界しました。
もう祖父に見せることはできませんが、せめてこのカブ完成させ、祖父の墓へツーリングに行く事にしました。
そしてレストアが完了し、ピッカピカになったカブ90−6で祖父の眠る福島へ・・・。
しかし季節は冬。雪や寒さの事で妻に大反対され、やむなく軽トラに車載して向かうことに。
せめてエンジン音と聞かせたく、近くの駐車場に止め、お墓まで走行しました!
残念ながらビックリして蘇りませんでしたが、きっと喜んでくれていると思います。
今後は部品の入手困難が予想されるため、普段の足用カブからは引退し、ツーリング用カブとします。
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